〒860-0811 熊本市中央区本荘5丁目16番10号 096-363-3311 096-362-0222

医師会員の皆さまにおかれましては平素よりお世話になっております。
当院では睡眠時無呼吸症候群の検査およびCPAP療法(continuous positive airway pressure: 持続陽圧呼吸療法)の導入・管理を行っております。

まず、睡眠時無呼吸症候群が疑われる患者さんがいらっしゃった場合は、当院循環器内科外来にご紹介ください。外来で簡易検査(簡易夜間SpO2モニター)を行い、無呼吸症候群が疑わしければ、一泊入院していただきより精度の高い終夜睡眠ポリグラフィー検査を行います。これは夜間就眠中に呼吸状態を感知する気流センサーや、胸壁・腹壁の動きを感知するセンサーおよび心電図を装着して睡眠状態を調べる検査であり、脳波を同時に測定することで、睡眠深度と呼吸状態の関連も把握することが出来ます。この検査で睡眠時無呼吸症候群の重症度を示す無呼吸低呼吸指数(AHI)が算出されますので、この値によって無呼吸の治療法を決定していきます。

もし日中の眠気がひどい、家人から夜間に呼吸が止まっていると言われた、いびきがひどい、などなど睡眠時無呼吸が疑われる患者さんがいらっしゃいましたら、当科外来へご紹介いただけると幸いです。まずは外来でスクリーニングを行ってから、一泊入院の予定を組んで検査を行います。なおAHIが20以上の場合、CPAP療法が必要になって参ります。その場合でも当院でCPAPを導入いたしますが、その後の通院加療(管理料算定)は基本的にご紹介して頂いた施設でお願いする予定です。もしご希望がございましたらCPAPのみ当院で管理させて頂くことも可能ですし、半年から一年に一度、当院でCPAPのデータチェックおよび設定の変更、患者指導などをさせていただくこともできます。この辺りは医師会員の先生方のニーズに合わせて柔軟に対応していきたいと思います。

昨今は各種循環器疾患の病態に睡眠時無呼吸が深く関与していることが知られるようになり、持続陽圧呼吸を用いたCPAP療法やASV(adaptive servo ventilation)療法が注目を集めています。当院では心不全で入院治療する患者さんが大変多く、これらの検査治療を行うことで、循環器診療の質を向上させたいと考えております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

睡眠時無呼吸検査の病診連携手順
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